家庭用脱毛器は自宅で手軽に脱毛ができます。
1度購入してしまえば、自分の好きなタイミングで、自分の好きな分だけ使い放題!
しかし、使い方や選び方を間違うと、効果がなかったり肌トラブルになったりするので注意が必要です。
この記事では、
お悩みちゃん自宅でのセルフ脱毛に興味があるけどよくわからない…
という方のために、家庭用脱毛器の一般的な使い方と、悩みに合わせた機種の選び方を解説しています。
購入前の不安を解決し、あなたの目的に合った脱毛器を見つけましょう。


家庭用脱毛器の使い方


一般的な家庭用脱毛器について、事前の準備から使い方までの流れを知りましょう。
事前にムダ毛をシェービングする
脱毛効果の減少を防ぐために、家庭用脱毛器を使う前には必ずムダ毛を処理する必要があります。
肌を傷つけないためには電気シェーバーがおすすめ。
できるだけ前日に剃っておきます。
もし、カミソリを使う場合や照射直前に剃る場合は、肌に優しいシェービングフォームを使いましょう。
※ムダ毛と効果の関係性は後述しています。
機種ごとの使い方を把握する
基本的な使い方はどの機種も同じですが、細かな注意点が異なる場合があります。
例えば以下のようなものです。
- サングラスの着用が必要
- 同じ箇所に何回も照射してはいけない
- 照射レベルを上げるためのロック解除が必要
使い方を誤まると適切な効果が得られなかったり、肌トラブルに繋がったりする可能性があるので注意しましょう。



使用前に取扱説明書を読み、安全に脱毛しましょう。
照射レベルを設定する
ほとんどの機種で照射レベルの設定があります。
単純にパワーを変更するものや、肌の色によって設定が必要なものなど機種によって様々です。


照射レベルを間違うと肌を傷める可能性があるので、適切に設定しましょう。
初めて使用するときは、最低レベルから始めて肌の反応を確認します。
痛みや不快感があった場合は、すぐにレベルを下げましょう。
肌が慣れてきたら、徐々にレベルを上げることで効果が高められます。
最高レベルで慣れた後も、その日の肌の状態を見てレベルを調整することも大事です。
冷やす、麻痺させる
照射する前には肌を冷やしておきます。
使用後は肌表面が熱くなり、肌トラブルになりやすいためです。
また、照射レベルや処理する部位によっては痛みを生じます。
保冷剤で冷やして軽く麻痺させておきましょう。



ヒゲ脱毛は特に痛みが強いので、麻酔クリームもオススメですよ。
処理したい部位へ照射する
機種によっていろいろな照射タイプがあります。
- 肌に当てる度に自動で1回照射する
- 1度肌に当てると自動で連続照射する
- その都度ボタンを押して照射する
どれがよいかは目的によって異なります。
例えば、連続照射は短時間で処理できる・肌に優しい、などの効果がありますが、その分パワーが弱くて脱毛の効果が弱かったりします。



強いパワーで行う時は、1打点ごとに保冷剤で冷やしましょう。
家庭用脱毛器を使った後のアフターケア


家庭用脱毛器の使用後は適切なケアを行いましょう。
肌トラブルになると、治るまで次の脱毛ができません。
効果が先延ばしになって、モチベーション低下とならないように注意しましょう。
アフターケアとして次の点に注意します。
- 照射直後は肌を冷やす
- 保湿する
- 肌への刺激を避ける
照射直後は肌を冷やす
照射直後は肌が熱を持っています。
炎症にもなりやすいので必ず冷やしましょう。
冷たいタオル・保冷剤・冷却ジェルなどを使用して、赤みや痛みが引くまで数分間行います。
保湿する


脱毛器を使った後はとても肌が乾燥しやすい状態。
適切な保湿を行い、肌荒れを防ぎましょう。
照射後の肌は敏感なため、無香料や刺激が少ないものがよいです。
保湿剤を使う際には肌に異常がないかを確認し、優しくケアしましょう。
アラントインやグリチルリチン酸など、抗炎症効果のある成分が入ったものがオススメです。



保湿を忘れると、肌トラブルを引き起こす原因になるので注意しましょう。
肌への刺激を避ける
脱毛器を使用した後の肌はとてもデリケート。
刺激の強いスキンケア製品の使用は控えましょう。
また、肌への強い刺激を避けるためにも摩擦は厳禁。
スキンケアはソフトタッチを心がけます。
脱毛後の肌は紫外線の影響も受けやすくなります。
日焼け止めを使用して肌を保護することも大事です。


脱毛直後のお風呂は避けた方がよいです。
なるべくぬるま湯のシャワーで肌に負担をかけないようにしましょう。
肌に異常を感じた場合には、自己判断せずに専門医に相談してください。
家庭用脱毛器の選び方


家庭用脱毛器には多くの種類があり、製品ごとに機能が異なります。
目的や使用部位によって向き不向きがあるので、自分に合った製品を選ぶことが重要です。
ここでは、脱毛器の種類と選び方について解説します。
照射タイプは光とレーザーの2種類


家庭用脱毛器には光とレーザーの2種類の照射タイプがあります。
(※毛を抜くタイプもあるが減耗効果はないため当記事では割愛します)
次のような違いがあるため、それぞれ特徴を知って選ぶ際のヒントにしましょう。
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 光 | 照射範囲が広く脱毛にかかる時間が短い 肌が綺麗になる効果もある VIOに使える機種もある | 濃い毛への効果は個人差が大きい 毛が生えなくなる効果が低め |
| レーザー | 毛が生えなくなる効果が非常に高い ヒゲなど、濃い毛にも効く サングラスを着用しなくてよい | 照射範囲が狭く時間がかかる 痛みが強い( =効果が高い証拠とも言える ) |
光脱毛器(IPL,フラッシュ)
毛を焼き切ったり、細くして成長を遅めたりする「除毛・抑毛効果」があります。
毛を作る組織に作用するわけではないので、生えてこなくなる効果(減毛効果)は小さめです。
(※繰り返しの照射で毛が目立たなくなり、実質的に生えなくなったと感じられることもあります。)
光脱毛器は、1度の照射範囲が広くて脱毛全体にかかる時間が少ないのが特徴。
肌に優しい波長なので美肌効果もあります。
数週間に1回の使用を続ければ、ツルツルの肌を持続できます。



手軽に使えるので「日常ケアのひとつ」として使うのがオススメ♪
レーザー脱毛器
1つの波長を増幅させて、真っすぐ進むのがレーザーの特徴。毛を生やす組織にピンポイントでダメージを与え、毛が生えてこなくなる「減毛効果」があります。
医療用のレーザーと比べるとの威力は劣るものの、医療脱毛に近い効果を持つ脱毛器です。
レーザーは深く生えている濃い毛にも届くので、ヒゲ・ワキ・ビキニラインなどに効果があります。
照射範囲が狭く処理に時間がかかるため、使いやすさより効果重視の方にオススメです。



効果が高いので痛みも強いです。
※家庭用のレーザー仕様の脱毛器はトリア・パーソナルレーザー脱毛器4Xだけです(2024年7月時点)。
目的別に選ぶオススメの家庭用脱毛器
ここでは、よくある以下のお悩み別にオススメ品を紹介します。
全身をコスパよく脱毛したい
高コスパで手軽に脱毛するならケノン
照射面が大きく、サクっと脱毛できちゃうんです♪
日常メンテナンスとして定期的に照射することで、ツルツル肌を持続できます。
照射可能な最大回数は脅威の300万発!
これだけ多いと家族で使い回しても余裕です。



総レビュー数は18万件以上。
顧客満足度が高い証拠ですね。
もっと詳しく見てみる↓
脱毛器ランキング2553日連続1位!真似できない実績「ケノン」
ヒゲだけはしっかりと脱毛したい
ヒゲ脱毛がメインの目的なら、トリア4Xがオススメ。
家庭用でレーザーが使える唯一の脱毛器です。
難点は、照射部が小さいため腕や脚の脱毛には時間がかかるということ。
しかし、太い毛にしっかりと効く脱毛器なので、ヒゲやワキ毛を脱毛したかったら、トリア4Xを選んでおけば間違いありません。
実際にヒゲが無くなる過程は、以下の記事で確認することができます。


人目を避けてお風呂で脱毛したい
VIOの脱毛は同居人がいると恥ずかしいですよね
ヤーマンのレイボーテヴィーナスビューティープラスは、脱毛器では珍しい防水タイプ。
お風呂でこっそりケアすることができます♪
脱毛器を使う時に知っておくべきこと


家庭用脱毛器を使用する前に、知っておくべきポイントがあります。思い込みや過度の期待とならないように、理解しておきましょう。
脱毛の効果は毛周期によって変わる
多くの脱毛器では、2週間に1回の頻度で照射することが推奨されています。
これは毛周期が関係しているからです。


成長期は脱毛に最も適した時期。
この時期はメラニン色素が濃いため、脱毛機の熱エネルギーが最も反応します。
しかし、毛周期は毛1本1本によって異なるので、今がどの状態なのかは判断できません。
成長期の毛に対し、照射漏れを防ぐ最適な期間として2週間が設定されているのです。



脱毛器を使う際には、必ず使用日を記録しておきましょう。
「永久脱毛できない」の意味
永久脱毛ができるのは医療脱毛だけ。
これは確かなことですが、その表現から大きな誤解をしている人がほとんどです。
「永久脱毛」と聞いて何をイメージしますか?
「毛が永久に生えてこないこと」ですよね。
しかし、これは間違い。
正しくは、以下の基準を満たすものが永久脱毛だと定義されています。
脱毛後、〇日後に生えてきた毛が〇〇%以内
(※日数と%は規定ごとに異なる)
わかりやすく言うと…
「毛を減らす効果がどれくらい高いのか?」
を表現する言葉のこと。
医療脱毛後に生えてくる毛もあれば、家庭用脱毛器で生えてこなくなる毛もあるということです。



個人差はありますが、家庭用脱毛器にも希望は持てますよ♪
実際に生えなくなった様子はこちら。
痛みが出ることもある
家庭用脱毛器を使用する際には、痛みを感じることがあるかもしれません。
痛みの感じ方は個人差があり、使用する機種や照射レベル、照射する部位によっても異なります。
特に、初めての使用や毛が太い部位では痛みを感じやすいです。
痛みを軽減するためには、以下の方法を試してみましょう。
- 照射レベルを低く設定する
- 照射前に保冷剤で麻痺させる
- 照射後すぐに肌を冷やす
機種によっては冷却機能が付いており、痛みを軽減できます。
クリニックほどの効果は期待できない
家庭用脱毛器はクリニックで行われる医療脱毛と比べると効果は劣ります。
クリニックは高出力レーザー脱毛機器が使用されており、短期間で高い脱毛効果を得られるのが特徴です。
以下の点で大きく異なります。
- 出力の違い
- 施術スキル
- 短期間での効果
一方で、家庭用脱毛器は手軽でコストパフォーマンスが良く、自分のペースで脱毛を行えるというメリットがあります。
忙しくてクリニックに通う時間がない方や費用を抑えたい方にとって、家庭用脱毛器はオススメです。
家庭用脱毛器の使い方でよくある質問


家庭用脱毛器は毛が生えたまま使える?
剃ってから使う必要がある。
脱毛器は毛根や周辺組織に照射する仕組みです。
皮膚の表面に毛が残っていると脱毛の効果が低下するため、事前に剃っておく必要があります。




どれくらいの頻度で使ったらいい?
脱毛の進み具合に合わせて変更する。
一般的には2週間に1回が推奨とされています。
これは、肌への負担を最小限にしながら効果的な脱毛を行える頻度です。
毛の成長が遅くなってきたら頻度を下げましょう。使用頻度を調整することで、肌への配慮と脱毛効果のバランスを取ることができます。
過度な使用は肌トラブルを引き起こす恐れがあります。肌の状態を観察しながら無理をしないことが大事です。
使用頻度については以下の記事で解説しています。
脱毛器はいつ使う?
お風呂のタイミングは?
お風呂のタイミングは?
入浴や運動の直後は避ける。
お風呂はシャワーにする。
入浴直後や運動直後の体温が高くなった状態で脱毛すると、肌荒れしたり、赤みやかゆみが出やすくなります。サウナ後や飲酒後なども同様に避けた方がよいです。
照射後のお風呂も、できるだけ直後を避けます。
照射した部位はお湯に浸からず、ぬるま湯のシャワーにしましょう。
保湿はいつする?
脱毛器を使う前に化粧水は必要?
脱毛器を使う前に化粧水は必要?
照射後に行う。
脱毛器を使う前の化粧水は不要。
照射後の肌は熱を持ち乾燥しやすい状態。
放っておくと肌荒れや赤みに繋がるので、保湿が必要です。
化粧水のみだとすぐに乾燥するので保湿効果がありません。必ず乳液などの脂分もセットで使い、水分蒸発を防ぎましょう。
照射前の保湿は、脱毛効果を下げる可能性があるので避けた方がよいです。



洗顔を行い清潔な状態にしておきましょう。
まとめ|家庭用脱毛器は適切な使い方と選び方が大事


自宅で手軽に脱毛できる家庭用脱毛器。
事前準備・使い方・アフターケアを適切に行えば、安全で効果的な脱毛が可能です。
照射タイプは光とレーザーの2タイプ。
効果はそれぞれで異なります。
しかし、目的に合った機種を選ばなければ、求める効果を得る事はできません。
あなたがどうしたいのか、優先順位を整理して購入しましょう。
- 全身をコスパよく脱毛したい ケノン
- ヒゲやワキ毛は絶対! トリア4X
- 恥ずかしいからお風呂で…
レイボーテヴィーナスビューティープラス
肌を綺麗にしたいなら美顔器を使うのもオススメ。
購入に踏み切れないなら、まずは美顔器のレンタルで試してみるのもよいですね。




